“夢を叶えて船長に!異業種からの挑戦”
父の影響で船員を目指すも、一度は飲食業へ
私が船員を目指したのは、父が船員として働いていた影響が大きかったです。子供の頃から「将来は船に乗る」と決めていました。
しかし、鹿児島大学水産学部に入学した同年に専攻がなくなり、教育学部に進学、教員免許を取得しました。その後、アルバイトで始めた飲食業界で働き続けましたが、30歳を機に夢だった船員になることを決意しました。
飲食業から船員へ、夢の再挑戦
広島の尾道にある海技学院で講習を受け、船員として働き始めた当初は、全くの異業種からの転職だったため、船の用語や業務に戸惑うことも多く、現場で使われている専門用語を覚えるのに苦労しました。わからないことはその都度、質問してメモを取り、少しずつ業務を覚えました。
船長としての役割とやりがい
現在、船長として操船の指示や、船の手入れ作業の割り振り、天候確認、船員の体調管理など、全体を見て業務をスムーズに進める役割を担っています。船員たちとのコミュニケーションも大切にしており、できるだけ話す機会を作るよう心がけています。飲食店での勤務経験がここで役立っていると感じます。
船を思い通りに操船できたときや、技術の向上を実感する瞬間はとても充実感があります。事故が起きないように、常に細心の注意を払っています。
これから船員を目指す方へ
船上での生活は特殊で、生活のリズムが普段とは異なることもありますが、その中で得られる経験や魅力は大きいです。資格取得の支援制度も充実しているので、もし船員を目指すか迷っているなら、ぜひ思い切って挑戦してみてください。私たちがしっかりとサポートしますし、この仕事には普段では味わえないやりがいがたくさんあります!